劇団イプシロン同窓会

第1回寄稿

観劇のメインテーマ

私には今年、観劇のメインテーマがありました。それは春に出来たばかりの新劇場にこけら落としから通いつめることであります。その劇場とは、TBSが運営を手がける「IHIステージアラウンド東京」何かと都政に影響のある?豊洲市場予定地の真ん前に建ち、約1300人を収容する円形の客席と、それを取り囲む4つの舞台から成る劇場で、なんと客席スペースが客を乗せたまま360度回転するという新しい劇場です。実は今、劇場が次々に新築されたり、新規参入で新しい会場が出来たりしている流れを諸兄はご存知でしょうか。かつての小劇場は、老朽化や時代の流れの中で惜しまれつつも次々に閉館してしまいましたが、今また舞台が注目され、若者が劇場に足を運び始めています。理由は様々あれど、そのひとつには所謂「2.5次元ミュージカルの影響もありまた他方には漫画的表現や音楽の力を借りた「エンターテイメント的な劇団」の存在があると言えるでしょう(CON)

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