「新・浦島太郎」卒業公演成功裡に終わる(平成30年2月11日)
川越市やまぶき会館で平成30年2月10日・11日の2日間に亘って4回公演が行われた。初日の第1回公演には小中学生から年配の方々まで幅広い年齢層の観客が集まり受付カウンターがごった返す状況となった。陸の国と東の海で平和に暮らす海底の国との戦いがテーマ。竜宮城の中で陸の国から送り込まれた浦島太郎と海底の国のプリンセス乙姫との絡みを軸に物語は展開していく。スピード感溢れる殺陣を随所に織り交ぜながら、今回はヴァイオリン・和太鼓・笛の生演奏で新たなライブ感を醸しつつ、昨年の公演をさらにパワーアップさせたエンターテイメントファンタジーお芝居に仕上がった。白布を使って波や砂浜を表現したり、シルエットを使って疾走する兵士を見せたり、工夫の跡が随所に見られた。主役を張った浦島太郎役の「加藤郁海」君は沖縄県出身の2年生。しなやかで素早い身のこなし、張りがありよく通る声、ダンスも得意な将来が期待される新人です。また東海竜王役をやった3年生の「井出晋之介」君、秋霞祭での落語を演じる芸は逸品でした。タイ役の1年生「小原雪乃」さん、ヒラメ役の2年生「安楽兼規」君、カメ兄役の4年生「平田照太」君、カメ妹役の福沢茉莉花さん、タコ助役の4年生「松本心」君、イカーン役の1年生「相川李樹」君、料理部から賛助出演の2年生「小松主磨」君、右大臣役の2年生「相原健吾」君、親王役の1年生「野田隼也」君、ガキ1役の1年生「小林晃菜」さん、ガキ2役の1年生「佐藤克哉」君、ガキ3役の1年生「作佐部泰大」君の熱演もひかりました。もちろん裏方で舞台を支えたスタッフ部員の皆さんの頑張りも忘れられません。当日は同窓生も駆けつけ、後輩たちのパーフォーマンスとひたむきさに誇らしさを感じました。みんなお疲れ様でした^^